PART 8

 そして、麻由香の懇願も空しく、リプレイという名の恥辱ショーが開催された。脚を大きく開いたり、上半身を反らしたりするシーンでは、スローモーションとコマ送りにされ、さらに股間が開き切ったシーンではストップモーションにされ、麻由香の鼠蹊部がその場の全員に公開された。そして、うっすらとではあるが、恥毛の隙間から縦に走る溝が見え、男子達はこの上無く盛り上がり、麻由香は恥辱にまみれた。

 そしてその間、麻由香は自分の手で身体を隠すことを禁じられ、透けた乳首と恥毛を晒し続けさせられていた。さっきまでと違い、露骨に股間を見つめる男子達の食い入るような視線を浴び、麻由香は脚を震わせながら耐えるしかなかった。

 しかし、羞恥ショーはそれで終わりでは無かった。ビデオが少しずつ進み、ついに麻由香が失敗したシーンになった。大スクリーンでは、麻由香が体勢を崩して座りこみ、ボールが弾んで転がっていた。

 「ちょっとストップ!」
佐々岡が言うと、ビデオが止まった。
「失敗したところを振り返って反省するんだよな、陽菜ちゃん?」

 「そうですねえ、麻由香先輩には、ちょっと辛いかもしれないけど、仕方無いですよねえ(笑)」
陽菜は無邪気に笑った。
「先輩、いつも言ってますよね、失敗したら、とにかくできるまでやり直すことだって。」

 「え・・・?」
麻由香は一瞬、その言葉の意味が分からなかったが、男子達のニヤニヤした視線に見つめられ、その意図を悟った。
「ま、まさか、そんな・・・は、陽菜ちゃん?!」
しかし陽菜は、にっこり笑って頷き返すだけだった。


 そしてその1分後。

 麻由香は、ボールを取った瞬間のポーズ、即ち、上半身を大きく後ろに反らして倒し、左足で身体を支え、右足は斜め前方に高く上げるポーズを取らされていた。その格好では、上半身を反らせて乳房の膨らみを思い切り強調し、下半身は両脚を大きく広げた格好となり、薄い生地に包まれただけの股間を宙に向って晒すことになる。

 そして、陽菜の提案で、麻由香は1分間そのままの姿でいることになり、麻由香のすぐ周りに、男子学生達が鈴なりになっていた。
「すっげえ、麻由香ちゃん、オッパイもアソコも透けてるよ(笑)」
「あはは、ほんと、このレオタード、麻由香ちゃんによく似合うねえ。」
「それにしてもこの太もも、すべすべだねえ。お尻もむっちりしてたしね。」
「ねえ陽菜ちゃん、ちょっと触ってもいい?」
自分達のことを歯牙にもかけていなかった気位の高い美少女の晒す痴態に、男子学生達は有頂天だった。

 「え、触るのはまだだめよ。」
陽菜が、微妙な言い方で否定した。
「さあ、麻由香先輩、反省の言葉をどうぞ。」
陽菜が麻由香の耳元に囁くと、麻由香がいやいやをするように首を振り、男子達の期待を高めた。

 「・・・み、皆様、先ほどは無様なミスをしてしまい、大変失礼いたしました。次の全国大会で絶対表彰台に上がりたいので、是非、私の甘えた根性を叩き直してください・・・」
麻由香はそこで言葉を止め、辛そうな顔をした。(は、陽菜ちゃん、どうしても、言わなくちゃいけないの・・・)
「そ、そのためには、ミスをした私にうんと恥ずかしい罰を与えてください・・・どうぞ、私のオッパイやお尻、あ、アソコが透けているのを、近くてじっくり見て、恥ずかしい言葉をかけてください・・・それから、田之倉さん、わ、私の恥ずかしいところ、じっくり撮影、してください・・・」
(う、い、いやあっ!!)一眼レフカメラのレンズが一気に股間に接近し、連写する音が聞こえ、麻由香は内心で悲鳴を上げた。

 ようやく恥辱のリプレイが終わると、麻由香は気の抜けたような顔で立ち尽くしていた。透けたレオタード越しとは言え、女の子として最も隠しておきたい部分を至近距離でスケベな男子の視線に晒し、更には写真とビデオまで撮られてしまったのだ。

 しかし、純白のレオタードで女性らしい身体の線を余すところなく晒し、抜けるように白い腕と脚を露出して呆然と立ち尽くすその姿は、皆の嗜虐心を刺激してやまなかった。

 「それじゃあ麻由香、今度こそ頼むぜ。もう替えの衣装は無いからな。」
佐々岡が淡々と言った。
「じゃあ、陽菜ちゃん、麻由香の衣装、着替えさせてやって。」


 そしてまた、バスケットゴールの板越しの生着替えショーが行われ、ギャラリーはその様子を、麻由香の悲鳴と恥じらいの表情と共に、じっくりと堪能した。

 「ちょ、ちょっと、こんな格好で、新体操ができる訳・・・」
必死の抵抗も空しく、陽菜と美加に引き立てられた麻由香は、三たびマットに立たされた。陽菜の命令で、手で身体を隠すことはできない。

 麻由香は、男達の視線にギラギラしたものを感じ、怯えてびくっと震えた。それもその筈だ。麻由香は今、乳房の頂点と股間の三角地帯をぎりぎりの布で覆うだけ紐ビキニしか身に付けていなかった。後ろはTバックのため、尻肉はほぼ完全に露出してしまっていた。更には、トップもボトムも紐が短く、少しでも引っ張られればするりと解けてしまいそうだった。
「ね、ねえ、お願い、陽菜ちゃん、こんな格好で新体操なんて無理よ。ね、分かるでしょう?」
麻由香は媚びた口調で必死に後輩に話しかけた。


 「はい、先輩、ご挨拶は?」
麻由香の懇願を無視した陽菜は、飽くまで淡々と命令した。

 「う、う・・・ほ、本条、麻由香、・・・自慢のお尻を見せながら踊れる、なんて、ゆ、夢みたい・・・N高バスケ部の皆さん、私のお尻、どうですか・・・」
ほとんど裸の格好を晒している麻由香は、火を噴きそうなほどに頬を真っ赤にしながら、バスケ部員達に背を向け、ぷりぷりと尻を振った。麻由香の白くてすべすべムチムチした尻は、弾むように軽く震えた。
(い、いやあ、見ないでっ、と、撮らないで・・・)

 「よーく見えるよ、麻由香ちゃん、プリプリで剥き卵みたいにつやつやしてて、最高!」
「嫌々やらされてるのかと思ったけど、男の前で自分からお尻を振っちゃっうなんて、麻由香ちゃん、本当に露出狂なんだな。」
「まあ、いいじゃん、こんな可愛いお尻、見せなきゃもったいないよ。」
「麻由香ちゃん、オッパイもでかいしお尻もエロいんだから、グラビアアイドルになった方がいいんじゃない(笑)」
「グラビアっていうか、着エロじゃないの?」
「いいねえ、着エロアイドル、麻由香ちゃん! オッパイもてっぺんしか隠れてないしね(笑)」

 麻由香は、男子達の下品な野次にも笑顔のまま応え、陽菜に命令された更に恥ずかしい言葉を言わなければならなかった。
「・・・こ、今度こそ完璧な演技をご披露いたしますので、もう一度だけ、お付き合いください・・・もし万一、失敗したら、今度こそ、す、素っ裸になって、・・・ま、麻由香の、お、おっ、オマンコ、を皆様に披露することを、ち、誓います・・・」
おおっ、今注目の新体操美少女、本条麻由香ちゃんが、私のオマンコ見てください、だって、と男子達が盛り上がり、麻由香の恥辱は極限に達していた。


 三種目に陽菜達が選んだのは、ロープだった。
「さあ先輩、今度こそ、模範演技、見せてくださいね。これ以上恥ずかしい命令、考えるのも大変なんですから(笑)」
「ほーんと、見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうわ。先輩、そのオッパイとかお尻とか、ちょっと身体がエロ過ぎぃ! これ以上刺激したら、男の子達に襲われちゃいますよ(笑)」
マットの隅にちょこんと体育座りに座った陽菜と美加は、朗らかな口調で笑い合った。

 そして、男達の熱い視線と、後輩女子の好奇の視線を浴びながら、麻由香の演技が始まった。

 音楽がスタートされ、麻由香の身体が動きだした。プログラムは、麻由香の柔軟性としなやかさ、敏捷性とバランス感覚を最大限引き出すように作られていたが、今の麻由香にとって、それは演技という名の恥辱責めだった。
 脚を開きながらジャンプ、身体を思い切りしならせ上半身を後ろに倒す、高速での連続縄跳び、Y字バランスの姿勢で上げた足首に縄をかける・・・麻由香が演技をこなす度に、乳房が震え、股間に布が食い込んだ。

  「お、アソコ突き出しちゃって。大胆、麻由香ちゃん!」
「あんまり足広げると、あそこの毛、はみ出そうだよ(笑)」
「そんなに激しくジャンプしちゃって、嫌らしいな、麻由香ちゃん! ケツの穴も見えてるよ(笑)」
「もうそろそろ焦らすのはやめて、全部脱いじゃえよ!」
「そうそう、もったいぶるなよ。見られて嬉しいくせに。あ、あそこの毛、見えたっ!」
男子達は麻由香をストリッパー扱いしてからかった。

(う、嘘よ、見えてるなんて、絶対に嘘!)
 男子達の狙いはもちろん、自分を動揺させてミスを誘い、今度こそ全裸で演技をさせることなのだ。それだけは、絶対にできない・・・麻由香はそれだけを考えて、必死に演技を続けた。

 「せんぱーい、いいですよ、その調子!」
男子達のからかいに混じって、陽菜の声が聞こえた。
「大丈夫、見えてませんよ。・・・だけど、右の紐が解けそうだから、気を付けてくださーい!」
今度は美加の声が聞こえた。

 (え、う、嘘っ?! やだっ!)
麻由香は後輩からの指摘に激しく動揺した。しかし、気を付けようとしてもどうすることもできない。
(も、もし解けちゃったら・・・)

 「あーあ、美加ちゃん、言っちゃだめだよー。」
「そうそう、麻由香ちゃんの気が散るだろー? 例え紐が解けてアソコ丸出しだって、麻由香先輩は気にせず模範演技するんだから(笑)」
「うわ、凄いね、麻由香ちゃん! アソコ丸出しでビデオに録画されながらでも演技できるの? それじゃあ、ストリッパーどころか、AV女優じゃん(笑)」
男子達が残念がる声とからかいが続き、更に麻由香を動揺させた。

 しかしここでミスをしたらさっきと同じだ。麻由香はそう思い、さらに演技を続けた。そろそろ演技も終盤だ、何とか紐が解けずもってくれれば、やっと恥ずかしい演技も終わる・・・ちらりと見たが、腰の右の紐はまだ解けそうに見えず、麻由香はほっとした。

 しかし麻由香は、それが意地の悪い罠であることにまだ気付いていなかった。

 紐が解けかけていたのは、ボトムではなく、ブラの後ろの紐だった。そして、麻由香がボトムに気を取られているうちにブラの紐がするすると解け、乳房を覆うカップがずり上がっていき、ついには乳首までが露出した。ロープを使った精密な演技に集中し、さらに下半身に意識が行っていた麻由香は、女子としてあまりにも恥ずかしい姿を晒していることに気づかず、終盤の演技を必死に行っていた。

 もちろん男子達はそんなことは指摘せず、ボトムの紐の話ばかりをしながら、憧れの麻由香の弾む乳房とその上に乗ったピンクの乳首に視線を集中させていた。そして、田之倉達のカメラもさりげなく、しかししっかりと、形を複雑に変えて弾むその乳房を記録していた。
(あはは、麻由香ちゃん、また意地悪な後輩に騙されちゃって(笑) 綺麗なおっぱいと可愛い乳首、ちゃんと撮っておいてあげるからね・・・)


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