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PART 45(abaab)
お願い、許して、と梨沙が何度も哀願したにも関わらず、散歩、という名の露出刑が執行されることになった。
抵抗を諦めた梨沙は、両手両足を床につき、四つん這いのポーズをとった。そして、もっと尻を高く上げて、とか、もっと足を大きく開いて、といった命令を次々に浴びせられ、結局、足を肩幅よりも大きく開いて、背中を反らせて腰を宙に鋭角に突き出すポーズを取らされることになった。それはすなわち、毛を剃られて剥き出しの秘裂と尻の穴を、後方に向けて、これでもかと見せ付けるポーズであり、16歳の女の子にさせる格好としてはあまりに過酷だった。
「・・・た、谷村、梨沙、これから、犬になって、裸で校内をお散歩しちゃいます・・・とっても恥ずかしいけど、感じちゃいます・・・よく見てください、梨沙のエッチなオマンコとお尻・・・」
恥ずかしいセリフを言い終わると、梨沙は皆に向けて尻をぷりっぷりっと振り立てた。
(は、恥ずかしいっ! も、もう、駄目、私・・・見ないで、みんな・・・)
しかしもちろん、今の女子達が梨沙を容赦する筈がなかった。今まで優等生の美少女で真面目ぶっていた梨沙が、実は、公道で全裸を晒す露出狂で、アダルトショップのでバイトをしていて、更にクラスの男子まで誘惑していたのだ・・・
「ぷっ、梨沙ちゃん、よくそんなこと言えるわよねえ、ほんと、軽蔑しちゃう!」
「だけど、ほんとにぐしょ濡れよ、梨沙ちゃんのアソコ!
うわ、そう言ったら、またジュワッと何か出てきた(笑)」
「全部剃られちゃったから、丸出しね、ピンクの襞まで。
どう、嬉しいでしょ?」
「それじゃあ、校内散歩、楽しんで来てね。男の子に会っても、発情して咥えたりしちゃ駄目よ。(笑)」
先週までは仲の良かったクラスメイト達の前でこれ以上ない痴態を晒し、さらに言葉嬲りを浴びせられている梨沙を見下ろし、みどりは満足そうに小さな笑みを浮かべた。
(どう、梨沙ちゃん、ブルセラショップと戦おうとしたこと、後悔してる?
・・・あ、これもぜーんぶ、私達の罠だってこと、まだ分かっていないかな?)
そして教室の扉が開けられ、恥辱の露出散歩が開始された。クラスの女子のうち、梨沙に付き添うのは、リードを握っているみどりと、カメラマン役の麗奈と玲香の3人だった。
「さあ、梨沙ちゃん、行くわよ。」
梨沙の前でリードを握るみどりが、そう言っていきなり歩きだした。
「あ、い、痛っ、・・・お願い、みどりちゃん、もう少しゆっくり歩いて!」
梨沙が悲鳴をあげながらも四つん這いでよたよた歩き出すと、お散歩、いってらっしゃーい、という女子達の声と乾いた笑い声が後ろから追ってきた。
それからしばらく、早朝の学校の廊下では奇妙な光景が展開されていた。女子高生が3人、なぜか距離を空けてゆっくり歩いている。その真ん中に、全裸の美少女が四つん這いになって少しずつ歩いているのだ。美しい乳房が下に垂れて歩く度にプルプルと震え、高く突き上げられたお尻はクネクネと振られていた。そして遥か後方では、教室の扉の外に数名の女子が出ていて、その後ろ姿を囃し立てていた。
(が、頑張るのよ、梨沙・・・も、もう少し、なんだから・・・)あまりの恥ずかしさに頭が朦朧とするのを感じながら、梨沙は必死に自分に言い聞かせた。あと少し、階段のところを曲がったら・・・
そしてようやく2階の廊下の半分を歩き、中央階段のところに辿り着いたとき、2年1組のところからは死角に入ったのを確認しながら、梨沙は口を開けた。
「ちょ、ちょっと待って、みどりちゃん。・・・一つだけ、お願いがあるんだけど・・・」
その切迫した声に、みどりは足を止めて振り返った。
「何、梨沙ちゃん? ・・・言っておくけど、皆が見ていないからって、ずるは駄目よ。」
麗奈と玲香も同意するように頷き、梨沙の次の言葉を待った。
「ち、違うの・・・ちょっと、おトイレに、寄らせて、お願い・・・」
梨沙は腰をもじもじさせながら言った。恥ずかしくて、思わず小さな声になった。
すると、俯いた梨沙の上で、3人の女子は顔を見合わせて笑みを交わした。ぷっ、最高ね、梨沙ちゃん、自分で傷口広げるなんて・・・
「え、梨沙ちゃん、よく聞こえないんだけど、何?」
「・・・トイレに、トイレに寄らせて!」
梨沙はからかわれていると分かっていながらも、大きな声で言い直すしかなかった。
「・・・ああ、トイレね・・・どっちの方?」
みどりはわざと淡々と聞いた。
(・・・み、みどりちゃん、私が何をしたって言うの・・・)
「・・・小さい方よ・・・」
「そんな気取った言い方じゃなくて、露出狂っぽく、はっきりと、笑いながら言って。」
玲香が梨沙の正面からカメラを構えながら言った。
「うわ、真正面からだと、梨沙ちゃんの可愛い顔の下に、おっぱいが揺れるのが見えて、何かエロい感じ!」
「り、りさ、おしっこ、したいの・・・」
学校の廊下で全裸で四つん這いのポーズを晒すだけでも脚ががくがく震えるくらいに恥ずかしいのに、こんなことまで言わされるなんて・・・
その言葉を聞くと、3人の女子は思わずまた、小さな笑みを浮かべた。3人は梨沙を残して少しだけ会話を交わすと、お互いに頷きあった。
「そっか、梨沙ちゃん、おしっこがしたいんだ・・・いいわよ。どうぞ。」
麗奈が笑みを浮かべたまま梨沙に言った。
「え、どうぞっ、て、・・・だから、トイレに・・・」
そうしている間にも、徐々に尿意が高まっていた。本当は走って行きたいが、みどりに首を握られていては四つん這いのポーズを崩すこともできなかった。
「だから、ここでしてもいいわよって言ってるの。だって犬なんでしょ、梨沙ちゃん?」
麗奈が真面目な顔のままで言った。(ふふ、友達の彼に手を出したんだから、牝犬よね)
「犬だったら、好きなところですればいいでしょ。片足を上げてさ。」
麗奈はそう言うと、カメラを構えてしゃがんだ。
「・・・そ、そんな・・・」
梨沙の顔が見る見るうちに歪んでいった。でも、彼女達が本気だったら、私、ここでおしっこをしなくちゃいけない・・・
「お、お願い、それだけは許して。トイレに連れて行って、お願い・・・」
すると3人は、あっさりと梨沙を見て頷いた。
「・・・うーん、まあ、廊下でおしっこなんかされちゃうと、後が大変だしねえ。」
「そうね、ちょっと騒ぎになっちゃうし、やめといた方がいいかもね。」
「じゃあ、早く行きましょ、梨沙ちゃん。」
やっとトイレに行ける・・・少しほっとした梨沙だったが、すぐに予想外の事態に見舞われることになった。梨沙を散歩させているみどりが、階段を登り始めたのだ。
「え、どうして上に? 校庭の制服を取りに行くんじゃないの?」
梨沙は首輪を引っ張られて、仕方なく階段を登りながら聞いた。
「うん、そうなんだけど、その前におしっこしたいんでしょう?」
みどりはそう言うと、有無を言わせずにリードを引っ張り、更に階段を登っていった。
そして全裸の美少女1人を含む4人の一行は3階に着いた。しかしみどりは、3階を素通りし、更に階段を登った。
「ちょ、ちょっと、どこにいくの?」
不安になった梨沙が尋ねても、3人はそれには答えず、淡々と階段を登り続けた。いよいよ尿意が限界に近付いている梨沙は、それ以上話す余裕もなく、歯を食いしばって一段一段を登るしかなかった。お、お願い、早く・・・
結局、一行は4階も通り過ぎ、屋上に着いてしまった。暗証番号のロックを簡単に解錠したみどりは、そのまま扉を大きく開けた。突然、目の前に真っ青な空が広がった。
「うわ、すっごくいい天気! ほら梨沙ちゃん、早く行こうよ。」
「え、そ、そんな・・・まさか・・・」
ようやく3人の女子の意図に気付いた梨沙は、さすがにそこで踏みとどまって抵抗しようとした。「梨沙ちゃんは牝犬」、「おしっこをしたいんでしょ?」、「廊下だと後が大変」・・・つまり、屋上で!?
ここで、片足を大きく上げて、犬みたいな格好でしろってこと?
「そ、そんなこと、できない・・・許して・・・」
しかし、全裸で首輪をつけられた四つん這いの美少女の哀願は、3人の嗜虐心を更に刺激するだけだった。
「え、だって梨沙ちゃん、おしっこしたかったんでしょ?
大丈夫、ここならあっという間に乾くから。」
みどりが梨沙の羞恥心を全く無視して言った。
(み、みどりちゃん! 分かってるくせに・・・そんなに私を苛めるのが楽しい?)
「・・・お願い、普通のトイレに行かせて。」
「あれ、人の彼氏の前であそこの中まで広げて見せた、露出狂の牝犬さんには、ここが一番似合うと思うんだけどなあ。」
麗奈が笑いながら言ったが、その目は半分冗談ではなかった。
「そっか、いくら乾くといっても、ちょっとは染み込んじゃったりしちゃうだろうから恥ずかしい、ってことよね、梨沙ちゃん?」
その様子を見ていた玲香が割り込んで言った。
「え、ええ、そうよ。だから早く・・・」
若干ニュアンスが違うようにも感じたが、それでトイレに行けるならと、梨沙は玲香に向かって頷いた。とにかく、もう時間が無い。理屈はどうでもいいから、早くトイレに・・・
「分かったわ、それじゃあ連れてってあげる。」
玲香はそう言うと、リードを持つみどりの耳に何かささやいた。みどりがクスリと笑って頷き、屋上の真ん中の方に向かって歩き出した。
「え、どうして、そっちじゃない・・・い、いやっ・・・」
屋上の入り口にいた梨沙は、思っていたのとは逆方向に首輪を引っ張られ、必死に抵抗した。しかし、首を強く引っ張られては限界があり、ずるずると引きずられるようにみどりの後を着いていくことになった。
(あ、も、もう、だめ・・・早く、早くもどって・・・)
・・・ようやくみどり達が立ち止まったのは、階段の反対側の端に着いた時だった。そこはちょうど校舎の中央に当たり、下を見下ろすと校庭が見渡せて、真正面には学校の正門が見える。そして正門に続く一本道の200mほどの道路、更にはその道と交差する幹線道路までを一望することができた。
「やっぱりここからの眺めが一番いいわね。晴れてると遠くまでくっきり見えるし。」
両手を広げて伸びをしながら麗奈が言った。
「ねえ梨沙ちゃん、気分はどう?」
「・・・れ、麗奈ちゃん、・・・お願い、許して、こんなの・・・ほんとに謝るから、内藤くんのこと・・・」
梨沙はもはや、恥も外聞も無く、大きな声を上げて後ろの麗奈に哀願した。
(い、いや、こんなの・・・ぜ、絶対・・・)
梨沙は今、体を起こすことを許されてはいたが、その両手は後ろ手に革手錠をかけられ、しゃがむような格好にさせられていた。そして、その足はぱっくりとガニ股開きにされ、両足首には革手錠をかけられて反対側を屋上の端ギリギリにある金網にかけられ、さらに両膝にもロープをかけられ、身体が金網に密着するようにそれぞれのロープを引き絞られ、やはり金網に縛り付けられていた。
すなわち梨沙は、学校の屋上の校庭側の金網に、全裸のガニ股ポーズを外に向かって見せつけるように固定されていた。誰かが校庭からふと屋上を見上げれば梨沙は全裸の身体の全てを見られてしまう・・・
「い、いや、お願い、玲香ちゃん、許して・・・」
眼下に広がる光景に絶体絶命の危機を感じ、梨沙は脚をがくがく震わせ、歯をカチカチ言わせながら、再び懇願した。
「どうしたの、梨沙ちゃん、そこからなら、空に向かって気持ちよくおしっこできるでしょ?
大丈夫よ、下には花壇と木があるだけなんだから、雨みたいなもんじゃない?」
「そうそう。それにさ、露出狂の梨沙ちゃんとしても嬉しいでしょ、学校の屋上から全裸でおしっこするなんて!」
「あ、ひょっとして、ギャラリーがいないのが不満?
それなら今度は、緊急生徒総会とか言って、全校生徒を校庭に集めてからやって見せてもいいんじゃない?」
麗奈と玲香、みどりの3人はそれぞれ勝手なことを言って、恥辱に震える梨沙の後ろ姿を楽しんだ。