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PART 46(abaab)

「そ、そんな! ここでそんなこと、できる訳ないじゃない・・・お願い、分かるでしょ?」
梨沙は尿意をギリギリで我慢しながら言った。こんなところでおしっこをしたら、ほんとに変態になってしまう・・・

「そりゃ、普通の人はそうだけど、梨沙ちゃん、好きなんでしょ、こういうの?」
「それに、さっき廊下でおしっこしろって言われたとき、ジュワッと漏らしてたでしょ? ちゃんと撮ってあるわよ。」
「早くした方がいいわよ。あんまり待たせるなら、教室に戻っちゃうわよ? 誰かに発見してもらえるといいわね。」
最後のみどりの言葉に皆が頷いて、そろって階段の方に歩き始めた。

3人の足音が遠くなるのを感じ、梨沙は顔面蒼白になった。このままここに放置される!?・・・もうしばらくすれば、登校する生徒達が来てしまう・・・誰か一人でも私の姿を発見したら、校庭中の生徒の晒し者になってしまう・・・全裸の大股開き、しかも、無毛の秘部まで露わな姿で・・・
「・・・ま、待ってっ! 戻ってきて、お願い! ここでおしっこ、するから・・・」

すると、3人の足音がぴたりと止まった。
「本当ね、梨沙ちゃん? もう、わがまま言わないわね?」
みどりがそう言うと、梨沙が何度も頷くのが見えた。
「分かったわ・・・それじゃあ、待っててあげるね。」

しかし3人が梨沙の近く戻って来たところで、玲香があっと声を出した。
「梨沙ちゃん・・・ちょっと決断が遅かったみたい・・・ほら、正門のところ、見てみて。」

(・・・え、なに? もう限界なのに・・・)
羞恥と尿意に頭が朦朧となりながら、梨沙は正門の方を見下ろした。
「・・・え、えっ? ・・・あ、だめ、い、いやあっ・・んんっ」
梨沙は思わず悲鳴を上げかけたが、後ろから伸びた手に口を覆われた。

「バカねえ、梨沙ちゃん、大きな声出しちゃ駄目じゃない。校舎に反響して、聞こえちゃうよ。」
梨沙の口を覆った玲香が諭すように言った。そしてその視線の先には、正門を通って中に入って来る制服姿の3人の男子がいた。
「何でこんなに早く来るのかしら、しかも3人で・・・遠くてちょっと誰か分からないわね。」

「お、お願い、早く解いてっ! み、見られちゃう・・・!」
梨沙は掠れ声で必死に懇願した。屋上の金網に全裸ガニ股姿で磔にされている梨沙の視界には、その3人の姿がはっきりと見えた。それは逆に言えば、あの3人がふと上を見上げれば、全裸の少女の股間が丸見えになるということだった。
「お、お願い、早くっ、早くしてっ!」
全校生徒の晒し者になる悪夢が現実化する気がして、梨沙は首を激しく横に振っていた。

しかし非情なことに、3人の女子は梨沙の哀願を完全に無視した。
「梨沙ちゃん、落ち着いて。大丈夫よ、普通、学校に来たときにいちいち屋上を見上げたりしないじゃない?」
「そうそう、逆にさ、手錠を外そうとしてガチャガチャ音を立てる方がよっぽど危険だって。あの3人が通り過ぎるまで、大人しくしていようよ。」
「だから梨沙ちゃん、おしっこはもう少し我慢してね。だって、急に『天気雨』が降って来たら、普通、空を見るもんね。」

「そ、そんな・・・」
絶体絶命の危機に切迫している梨沙に対し、3人の反応はあまりにもいい加減だった。
「そんなこと言って、もし見られたら、どうするの・・・お願い、早く外して・・・」

「ああ、もう、結構もの分かりが悪いのねえ、梨沙ちゃんは。」
麗奈が呆れたように言った。
「いい? もうあの男子達、校庭の真ん中まで来てるでしょ。制服姿の女子二人が動いて金網をがちゃがちゃしてたら、かえって注意を引きつけちゃうよ。・・・あと30秒も待てば通り過ぎるんだから、じっとしてて。」

「そ、そんな・・・あっ、く、くぅ・・・」
梨沙は尿意の波が襲って来たのを感じ、身をよじって耐えながら思わず呻き声をあげた。今、漏らしてしまったら、男の子達に気付かれちゃう・・・絶対、絶対に漏らしちゃ駄目よ・・・もはやすっかり大きくなった男子達の姿は、小さいながら顔が判別できるまでになっていた。知っている顔では無かったので、多分1年生だろう。
(お、お願い、早く、早く通り過ぎて・・・)

一方、まさか、全校一の美少女生徒会長が頭上で全裸の大股開き姿を晒しているとは夢にも思っていない男子3人は、くだらない会話をしながら歩き続けていた。アイドルの誰が可愛い、とか、クラスの女子なら誰がいい、といった会話が風に乗って断片的に聞こえてきた。そして、唐突に、
「でも、クラスの女子なんかより、谷村先輩の方が断然いいよなー」
「そうそう、いかにも清楚で知的な美少女って感じ」
「彼氏いるのかなあ? 年下じゃだめかなあ」「無理無理、生徒会長だぞ。3年生との噂もあるし」
という会話がはっきり聞こえて、梨沙は顔面蒼白になった。一方、他の女子3人は息を殺して笑い転げた。

そして、梨沙にとって永遠にも思えた時間がようやく経ち、男子達は校舎の入口へと消えていった。

梨沙はほっとすると同時に、再度周囲を確認した。さっきの3人以外には、人の姿は皆無だった。
(も、もう、だめ、出ちゃう・・・)
梨沙は一瞬、緊張が緩んだ。

しかしその時、予想外の事態が起きた。
「おい、そこにあるの、ブラジャーじゃねえか?」
という声と共に、さっきの3人の男子達が校庭に戻ってきたのだ。確かにそこには、さっき教室から投げられた梨沙のブラジャーが落ちていた。

「あ、だめっ!」
梨沙は思わず悲鳴をあげた。そのすぐ側にはスカートやブラウス、ブレザー、の制服一式が落ちている・・尿意はもう限界なのに・・・

しかし、眼下に見える男子達は、屋上からそんなに熱い視線を浴びているとは知らず、しげしげとその白いブラジャーに見入っていた。
「すっげぇ、これって、本物だよな。」
「ああ、可愛いな、純白のブラなんて。この膨らみ、Cカップ、って奴かな・・・」
「だけど、どうしてこんなところにあるんだ?」

その言葉に、梨沙は心臓が停まりそうになった。もし、上から落ちて来たと思ったら・・・梨沙は悲鳴をあげたくなるのを必死に我慢した。(い、いや、も、もう、だめぇっ!)

しかし、その男子達3人は、極めて常識的に、上ではなくその周囲を見回した。しかし、梨沙がほっとする間もなく、事態は更に悪化した。

「おい、あそこにも何か落ちてるぞ!・・・スカートか?」
「あ、あっちにもブレザーとブラウスがあるぞ!」
「何なんだこれ?」
女子の制服を初めて手にした男子達は興奮して顔を見合わせた。
「・・・て、ことは・・・」
「もう一枚、あるかな?・・・」
「ちょっと見てみようぜ・・・」

(い、いやあ・・・)
脱いだ服を全て取られてしまった・・・梨沙は絶望と恥辱、そして尿意の大波に、全裸の身体をカタカタと震わせていた。
(は、早く、どっかに行って・・・)
しかし、すっかり丸聞こえの会話から、1年の男子達が「もう一枚」即ちパンティを探しているのは明らかだった。そして梨沙は、そこにそれがないことを知っていた。更に悪いことに、さっき一年生が通り過ぎたと思って気が緩んでしまったことが、致命的だった。
(あ、あ、も、もう、だめ・・・で、出ちゃう・・・)

ついに、梨沙の股間から、チョロッと尿が漏れてしまった。
「・・・あ、だ、だめっ・・・」
梨沙は小さな悲鳴をあげ、必死に股間に力を入れたが、限界を遥かに超えた尿意を押しとどめることはもはや不可能だった。チョロチョロッと流れていた尿はどんどん勢いを増して行き、斜め上に長い弧を描き始めた。
「あ、あ、だめっ! い、いや、いやあ・・・」
梨沙は掠れ声で悲鳴をあげ続けた。やだ、梨沙ちゃん、そんなに派手にしなくてもいいじゃない、という声とクスクス笑いが後ろから聞こえた。

そして宙に大きく弧を描いた尿は地面に向けて落下し始めた。弧が段々下に向けて長くなりながら、真下の植栽に向けて進んでいく・・・梨沙にはその様子がスローモーションのようにはっきり見えた。(だ、だめ、それ以上、落ちないで・・・)

しかし尿の落下が止まる筈もなく、ついに尿は、勢いよく植栽を叩き始めた。植栽の一角だけが、バサバサバサッと、急ににわか雨に打たれたような音を立てた。

「え、何だ、あれ?」
「雨か? だけど、何であそこだけ?」
「雨っつーか、シャワーじゃないか?」
3人の1年男子達は近くに落ちて来た水流にすぐ気付いた。そして、ゆっくりと空を見上げた・・・そして3人は信じられない光景を目にして絶句した。さらに、その痴態を演じている女子と目が合って、口をあんぐりと開けた。

「い、い、いやあっっ! み、見ないでっ、お願い!」
ついに見られてしまった、しかも、最悪の状況で!!・・・梨沙はいやいやをするように首を振りながら絶叫した。しかし、もちろん、全裸で磔にされた身体を彼らの視界から隠すことはできず、それどころか、尿を出し続ける姿を披露し続けるしかなかった。

後ろで様子を見ていた3人の女子が、呆れたように梨沙に声をかけた。
「あーもう、駄目じゃない、梨沙ちゃん。おしっこは我慢して、って言ったのに。」
「しかもそんな大声出しちゃって、校庭中に響いてたよ、梨沙ちゃんの悲鳴!(笑)」
「それにしても随分我慢してたのね、おしっこ。すごい勢いで出てるわよ。・・・あ、梨沙ちゃん、ちょっとまずいわよ・・・」
最後の言葉を言った玲香が、梨沙の尿の先を指差した。
「ねえ梨沙ちゃん、あんまり勢い良すぎるから、おしっこが校旗にかかっちゃってるわよ!」

「えっ! い、いやっ」
梨沙が下を見ると、確かに自分の放った尿が風に流され、時々校旗に降りかかっているのが見えた。
「い、いや、いやああっっ!」
あまりの屈辱に、梨沙は顔を燃えそうなほど真っ赤に染めながら悲鳴をあげ続けた。しかし、我慢の限界を遥かに超えるほど溜まっていた尿はまだまだ出続けていた。

「あ、やだ、あの子達、カメラで撮り始めたわよ、梨沙ちゃんの放尿シーン!(笑)」
「あ、本当だ。しかも携帯じゃなくて、すっごくデカいカメラじゃん。もう一人のあれは、ビデオカメラね。」
「うわ、三脚にセットし始めたよ。梨沙ちゃん、早くおしっこやめないと、ばっちり写真とビデオに撮られちゃうよ!(笑)」

「そ、そんな・・・! い、いやあ、撮らないでっ!」
屋上から全裸で放尿する姿を、下から下級生の男子に見られて、さらに撮影される・・・
(お願い、早く終わって・・・)梨沙は必死に股間に力を込めたが、それは皮肉にも尿の勢いを増すことに繋がってしまった。今度は風に流されなくても、まっすぐ伸びた尿がまともに校旗にぶつかるようになってしまった。

「やだ、梨沙ちゃん、何もそこまでサービスしなくてもいいのに!」
自らどつぼに嵌り、計画を遥かに上回る痴態を晒す梨沙を見下ろし、みどりは満足そうに笑いながら言った。
「『全裸で校旗に放尿するパイパンの美少女生徒会長』とかタイトルつけて、動画投稿サイトに載っけられちゃったりしたら・・・そしたら梨沙ちゃん、世界中の人気者だね!(笑)」


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