PART 76(bbbbx)

 木島は、ちょっと待っててくれと言って、社長室から出て行った。部屋の中には、真樹と黒川、桂木、梨沙の4人が残された。

 「さて、と・・・ちょっと暇になっちゃったな・・・」
黒川はそう言うと、梨沙の身体をちらりと見た。
「それじゃあ、すずちゃんに挨拶代わりのオナニーでも見せてもらおうか?」

 「・・・え? な、何言っているんですか! 警察が来ているんですよ、不謹慎じゃないですか!」
梨沙はさすがにむっとした顔になった。

 「でも、一番不謹慎な格好してるの、あなたよねえ?」
真樹はそう言ってけらけら笑った。
「このまま自首する? 交差点でおしっこしただけじゃ物足りなくて、緊縛バイブ責めを受けてまーすって!(笑)」
真樹はそう言って手を伸ばすと、縄で押さえられたバイブの先端を指で弾いた。

 「そ、そんな・・・桂木さん!」
梨沙は救いを求め、斜め後ろの中年男に顔を向けた。お願い、何とか言って・・・

 「いや、これはいいアピールチャンスだぞ、すずちゃん。」
桂木はあっさりと梨沙の期待を裏切った。
「まあ、お前のオナニーは、まだ全然ダメだけど、恥ずかしがる顔はお見せできるだろ。それに、往年の名女優、葉川真樹さんにエロいオナニー、仕込んでもらえるチャンスだぞ!」

 そ、そんな・・・と言い掛けた時、社長室の扉が開いた。

 「おお、すずちゃん、ちょっとこっちに来てくれるか? 警察がさっきの件で事情聴取したいそうだ。」
それは、さっき部屋を出て行った木島だった。

 「・・・っ! い、いやっ・・・」
梨沙は一瞬悲鳴を漏らし、絶句した・・・逮捕される! あまりにも恥ずかしい罪で・・・家族にも、学校にも、みんなに知られちゃう・・・全身が棒を飲んだように硬くなり、意識がふっと遠のいた。

 「おおっと!」
後ろに立っていた桂木が梨沙の身体を受け止めた。
「ちょっと社長、人が悪いですよ!(笑)」
軽い失神状態に陥った梨沙を背後から抱きしめながら、桂木はにやりと笑った。
「しかしこの子、本当に賢そうだし、性格も可愛いですね・・・なんでAV女優になったのかなあ・・・」

 「お前、本当に父親みたいだな・・・あんまり女優に入れ込むなよ」
黒川が苦笑した。
「・・・で、今日はこの、すずちゃんと、どこで会ったんだ?・・・」


 ・・・え? 薄く目を開けた梨沙は、目の前に天井の壁が見えることに違和感を覚えた。あれ、私、何か、板みたいなものに横たわっている・・・え、裸!?・・・か、身体が動かない!!

 「あら、やっとお目覚め?」
突然、顔の上の方から、妙齢の美女が覗き込んでくるのが見えた。

 はっとして首を動かして周囲を見ると、黒川と木島、桂木が自分を囲んでいることが分かった。そして自分は、縄も全て外され、素っ裸にされていた。ようやく梨沙は悟った。さっきの応接ソファの間に置いてあった、長方形のローテーブルの上に、自分は裸で磔にされている・・・両手両脚は、それぞれテーブルの脚に結びつけられて固定されている・・・
「ちょっと、い、いやです、こんな格好!・・・お願いです、解いてください・・・」
梨沙は訴えるような瞳で真樹を見て、必死に懇願した。この場で一番力を持っているのが彼女だと思ったのだ。

 「だーめ、これはあなたの師匠の、桂木さんの提案なのよ。」
ソファにゆったりと腰掛けた真樹は、全裸の梨沙の身体を上から下まで眺めた。
「それじゃあこれから、あなたには少し演技をしてもらうわ。それがうまくできたら、今日は帰してあげるわよ。」

 「え、演技・・・?」

 「そう、演技。・・・あなたにはね、今から、『谷村梨沙』になってもらうわ。梨沙ちゃんはね、あなたもさっきちょっと聞いたと思うけど、名門K大附属の2年生で、学業優秀、バスケ部のエース、人望もあって生徒会長、おまけにアイドル並の可愛い顔してるっていう、まあ、非の打ち所のない女の子なのね。」

 「・・・」
梨沙を演じろだなんて・・・まさか、私のこと、本当はすずちゃんじゃなくて、私だって知っているの・・・? しかし、そう聞くわけにも行かない。

 「・・・だけどね、そのまっすぐ過ぎる正義感が災いしてね、アイリスグループと敵対することになっちゃったの。それでね、アイリスのいろいろな罠に嵌まって、下着でバスケをさせられたり、遊園地のイベントに出演させられて、恥ずかしい水着にされたり、ついには全裸にされて遊園地の中を走り回らされたり・・・ついにはね、全校生徒の前ですっぽんぽんでバスケをしなくちゃいけなくなっって、みんなにおっぱいもあそこも見られちゃったのね・・・ここまでは、いい?」

 「・・・は、はい・・・」
4人の男女に見つめられ、梨沙は仕方なく返事をした。違う、私、両手で身体を隠してたから、見られてなんかいないのに・・・

 「・・・それでね、ここからがおもしろいんだけど、・・・騙されてさせられた露出だったけど、それがあんまり気持ち良かったから、梨沙ちゃんはまた、露出したくなっちゃったのね・・・それである日、自分にそっくりのAV女優さんの撮影現場に出くわして・・・その女優さんが突然、逃げちゃったのを見たの・・・それでつい、自分がその女優になりすましたら、うまくいっちゃったの・・・」

 「・・・」
梨沙の顔が小さく歪んでいた。こんな話、偶然、出任せで言うわけがない・・・真樹さん、分かってるってこと、私に伝えてる・・・でも違う、私、好きで入れ替わったんじゃない・・・

 「・・・だけどね、ただの女子校生だった子が、いきなり渋谷の交差点のど真ん中で、素っ裸の放尿ショーさせられちゃったから、ちょっとぐったりしちゃったのね・・・それで、勘違いしたままのプロデューサーが、よりによって、アイリスの事務所に連れて来ちゃって、今、4人に囲まれて全裸でテーブルに磔にされてるところ。そこから演技スタートよ。(笑)」

 「いやあ、さすがは元社長、発想力が違いますねえ。そんなストーリーをぱぱっと考えられるなんて、本当に天才ですよ。」
桂木が唸った。
「・・・そう言われると、何か、この子が本当にその、梨沙って子に見えてきましたよ。すずちゃんも、いい表情してるねえ・・・もう役作りしてるの? よし、じゃあスタッフの準備もできたから、ちょっとそのストーリーで撮ってみようか。」

 「え、撮るって・・・きゃ、きゅあっっ!」
さっきの撮影スタッフが部屋に入り、自分に照明を当て、ビデオカメラを向けているのを見て、梨沙は悲鳴をあげた。

 「はい、それじゃあいくぞ。ええっと、最初は・・・素っ裸で嫌らしい男女の前で磔にされた梨沙ちゃんが、露出の快感に耐えられなくなって、もっと気持ちよくさせてくれるように懇願するシーンから行こうか。」
桂木はすっかり撮影現場のプロデューサーの表情になっていた。

 そ、そんな、と抵抗した梨沙だったが、それならここに警察を呼んで、さっきの放尿ショーのビデオと見比べさせてやろうか、と脅されると、観念するしかなかった。

 ふと見ると、真樹だけでなく、黒川と木島も妙に親しげなにやにや笑いで見つめているのが分かった。ひどい、2人とも、私が誰か知っているのに・・・しかし、梨沙は意地悪な3人に見下ろされ、この上なく屈辱的な台詞を言わなければならなかった。

 「・・・私、K大附属の生徒会長、谷村梨沙は、・・・アイリスグループ様が露出調教してくださったおかげで、人前で露出しないと感じられない、変態女になってしまいました・・・どうぞ、私の身体の恥ずかしいところ、隅々まで見てください・・・そして、おっぱいや、おま○こや、お尻を思い切りいじめて・・・り、梨沙を、うーんと、イかせてください・・・」

 全裸の身体を隠すこともできない美少女が、何度も詰まりながらその台詞を言い終わると、3人の男女は目を見合わせて頷いた。それじゃあ、お望みどおり、うーんと可愛がってあげましょうか・・・もう、普通のオナニーじゃ満足できない身体にしてあげる(笑)・・・梨沙ちゃん、私達を出世させてくれたお礼だから、じっくり、優しく、教えてあげる・・・


 ・・・それから梨沙は、全裸でローテーブルに磔にされたまま、3人にじっくりと快感責めされることになった。全員、女性を感じさせてイかせるプロであり、梨沙は乳房と秘部、お尻だけでなく、首筋や耳、ウエスト周りや背中、太ももや足の先など、ありとあらゆる性感帯を、指と掌で撫でられ、揉まれ、押し込まれた。
 さらには三つの舌が全身を舐めながら這い回り、乳首をしゃぶり、乳輪に沿って円を描き、クリトリスを突つき、咥え、吸い上げ、秘裂に突き出した舌を抜き差しした。今までに感じたことのない快美感の連続に、梨沙の身体はおもしろいように反応し、可愛い声で悲鳴を上げ、熱い息を吐きながら喘ぎ声を漏らし、磔にされた身体をピンとはり、ビクビクと震え続けた。そしてそのウブで可愛らしい素直な反応は、桂木の指示のもと、撮影スタッフによってしっかりと録画されていた。

 また、3人は梨沙の性感帯を責めながら、ある驚きを感じていた。
(何、この子、すっごく感度がいいわね!)
(はは、ちょっと責めるだけでビクビク反応してくれちゃって!(笑))
(やっぱり、オナニーしたことなかったんでしょうね。すごく嬉しそうに悶えちゃって)
(いいのかなあ、こんなにウブで敏感な子に、こんなこと教えちゃって(笑))
(いいじゃない、全部覚えてもらって、自分でオナニー、できるようにしてあげましょ。これが、私達にできる一番のお礼だからね。)
(じゃあ、最後は自分でさせますか(笑))
(もちろん。それから、道具を使ってやるのも教えてあげるわよ。うちの商品、好きなの選んでもらって、プレゼントしてあげましょ(笑))

 3人は目と目で、時には小さく囁いて会話をしていた。また、息を合わせて強弱を付け、梨沙を性感を絶頂寸前まで何度も追い立てて楽しんでいた。さあ、あとは梨沙ちゃんが、自分でお願いするのを待つだけだな・・・

 3人の男女にいいように弄ばれた美少女は、ついに屈服の言葉を口にした。
「あ、あ、あ、あっ・・・も、もう、許して、ください・・・あ、あはあっ・・・あ、あっ、あっ・・・」
梨沙は全身から湧き上がる快感に、もはや理性はほとんどとろけてしまっていた。複数の男女に見られている羞恥と、全身を甘く、ねちっこく責められる気持ちよさ・・・そして、秘裂の中に挿入だけされず、絶頂寸前のままでいさせられるもどかしさ・・・
「お、お願い・・・も、もう、だめ・・・あ、あっ、あっ、あああっ・・・お願いっ」
梨沙はもはや、全身をピンクに染め、いやらしく全身をくねらせていた。

 「何をお願いしたいの? 大人なら、ちゃんと分かるように説明してちょうだい。もちろん、役名も入れてね。」
真樹が意地悪な笑みを浮かべた。

 ほんの少し逡巡した梨沙だったが、快感責めの連続に、もはや抵抗する理性は残っていなかった。
「・・・り、梨沙、もう駄目です・・・お願いです、イかせてください・・・」
もっと分かりやすく、と意地悪を言われ、梨沙は大きな声で叫んだ。
「り、梨沙のオマ○コに、指を入れて、イかせてください!」



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